
八木原郷の沖合に小島が南から北へと点々と連なっている。そのなかに玉子島、千鳥島がある。玉子島は楕円形の30坪ほどの広さの島で、この島の南側の海岸には一対の石燈籠が残り、島の中央に石の祠がある。これは、玉依姫を祀っていると伝えられている。千鳥島に「千鳥之霊」と刻した小碑がある。平敦盛の妻玉依姫はその侍女の千鳥姫とその母淀姫(玉依姫の乳母)の三人で壇ノ浦の戦いに敗れた後、落ち延びてここに辿り着いたが、やがて捕らわれ玉子島、千鳥島にと分かれて住まわされた。淀姫は島を見下ろす対岸の丘の上に住まわされ.
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